霞ヶ丘保育園
- 子供のスケールに見合った建物
- 住宅の延長として捉える保育園
- 快適な保育園としての環境
駅前再開発と既存住宅団地の建替えに伴う既存保育園の移転建替えです。
駅前には超高層ビルが、そして住宅団地は超高層または高層建築への建替えが予定されています。 私たちは敷地の選定、利用計画からこの計画に参加しました。 当保育園敷地は当時の計画では住宅団地内の一区画に予定されていましたが、計画の自由度、公益施設の集合、低層建物の集合などの点から、住宅団地とは道路を隔てた現在の敷地になりました。 この区画には低層の公益施設がもう一つ予定され、南側は既存の低層の建物群です。
保育園は住宅の延長である。
保育園に来る子供たちはその生活時間の大半を保育園で過ごします。 遊んだり、食事をしたり、昼寝をしたり。 これを考えると保育園は、保育園という施設である前に子供たちの住宅であるべきなのではないでしょうか。
住宅的な小さな穏やかな空間の提供を試みました。 子供は大きな空間が苦手です。 いきなり体育館のような広い部屋に入れられたら… だれにでも経験があることでしょう。 建築的には、細かいピッチの丸柱の回廊、より細かいピッチの木の柱、木製羽目板の外壁、大きすぎない屋根、小さな空間のベンチなどです。 保育室などの室内もできる限り小さなスケールで構成しました。
保育園は社会性を身につける初めての場でもある。
子供たちは保育園で最初の社会性を身につけます。 保育士は時にお父さんやお母さんでもありますが、それらとは別の先生でもあります。 隣の○○ちゃんはお兄さんや妹であると同時に自分とは別の他者でもあるわけです。 子供たちは年齢を越えた様々な出会いから社会性を身につけてゆくのです。
このような出会いをより深めるため、行き来可能なクラス・レイアウトとし、絵本コーナーなどのいくつかの小さなパブリックゾーンを用意しました。
| 設計・監理 |
長島建築研究所 |
| 協力 建築 |
イグリエガ |
| 構造 |
構造設計社 |
| 設備 |
テーテンス事務所 |
| 施工 |
ユーディーケー |
| 撮影 |
イグリエガ |
| 建物名称 |
上福岡市立霞ヶ丘保育園 |
| 所在地 |
上福岡市霞ヶ丘 |
| 敷地面積 |
1,852.70m2 |
| 建築面積 |
1,029.98m2 |
| 延面積 |
1,355.29m2 |
| 構造/階数 |
RC造/地上2階 |
| 地域地区 |
第二種中高層住居専用 |
IGRIEGA
last update:2006-10-31
since:1997