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最大のエアボリュームの確保は、小さな住宅では最初に目標にし、最後まで目標にすることです。
日本の伝統的な住宅の本質は貴族の書院造りであれ民家であれ、一室空間。 開け放たれ解き放される空間の連続性にあると考えます。
建設予算は、私にとってはそこで確保できるエアボリュームとイコールと言ってよいものです。
予算からこの計画で得られるエアボリュームを求める。
各室の機能から、それぞれの床面積がほぼ自動的に算出され、求められたエアボリュームから屋内空間の高さが算出される。
得られた結果は34坪の平面に高さ3.35mというもの。
34坪の平面に天井の高さの平均が3.35mとなる屋根を架ける。 屋根の勾配は軒の高さから自動的に導き出される。
結果として、単純な矩形平面に4寸5分勾配の切り妻屋根が架かったごくありふれた形態になりました。
主室(居間)にはいつでもより大きな空間を求めるので、 3つの個室は3.3帖のミニマムサイズとし、主寝室の和室を居間の一部となるようにしました。
二次室(東西に配置された個室と納戸)の天井高さを最低限におさえ、それらの上部空間を主室に与えることにしました。
この一部は居間にではなく和室に取り込まれましたが、この和室は主室の一部をなすもので、居間との間の襖は天井まで開放できます。
水廻りの上部空間は独立した小屋裏部屋としました。 ここは主室の空間に加えるより、生活をバックアップするための機能を持たせた方が有効だと判断したからです。
| 設計・監理監修 | イグリエガ |
| 施工 | 浅川建設 |
| 撮影 | イグリエガ |
| 建物名称 | 石川邸 |
| 所在地 | 茨城県東茨城郡茨城町 |
| 敷地面積 | 462.61m2 |
| 建築面積 | 118.80m2 |
| 延面積 | 158.98m2(実質:112.62m2) |
| 構造/階数 | 木造/地上2階(実質:地上1階) |
| 地域地区 | 市街化調整区域 |
| 建ぺい率 | 25.68% |
| 容積率 | 34.36% |
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